5月17日に行われた宝酒造杯名人戦東京都代表決定戦は、
9日、10日に行われた予選の優勝者3名から1名の代表を決める戦い。
僕は1勝1敗の成績で残念ながら代表の座を勝ち取ることができませんでした。
まだまだ実力が足りません。
普段から自分らしい碁を打とうと心がけて打っていますが、
決勝という舞台で自分らしさを出して打つというのは本当に難しい。
碁はメンタルの部分が大きく盤面に表れてきます。
勝とう勝とうという気持ちを全面に出せば焦りを生み、一手一手に悪影響を与えることもあります。
ではどうしたら良かったのか。
勝とうという気持ちは心に秘め、目の前の一局にひたすら集中する。
僕は目先の目標(東京都代表)に目が眩んでいました。
そんなことでは努力の成果を出すことなどできません。
結果(実績)は先に考えるものではなく、後からついてくるもの。当然のことですね。
今回の反省を活かし、更に上を目指します。