今日はあすか囲碁教室開講日!ですが宣伝不足のため本日は0人スタート( ノω-、)
落ち込んでなんかいられないですね!チラシを作って近隣で配るとこからスタート!
頑張ります!
教室は午後からなので、午前中は手が空いているのですが今日はある人とお話してきました。
心理カウンセラーであり、サッカー教室のコーチ、デトックスコーチでもあるその方から
指導について沢山のお話を聞かせていただきました。
その中でも響いたのは「人は才能を潰す教育をしている」です。
他の動物で例えてもらいました。
猫はネズミを狩る。
では親猫は子猫にネズミの狩り方を手取り足取り教えているか?
答えはノーです。
親猫のする事はネズミを狩る為の環境を整えてあげること。
その環境さえ作ってあげれば後は好きなようにさせる。
狩り方だって猫それぞれ。自分のやり方を自分で見つけるべきです。
では、人は?
多くの親御さんは子供のためを想い環境を作りあげているでしょう。
しかしその後「大人の価値観」を子供に押し付けてはいませんか?
大人が簡単にできる事でも子供には難しいなんてことは当然。
経験の差がありますから。
子供にとっては一日一日が貴重な経験の瞬間。
その瞬間に大人が大人の価値観であれこれ手伝ってあげるのではなく、
見守ってあげるのが僕たちの役目ではないかと思いました。
この話を囲碁の指導に繋げて例えるなら、
「定石を覚えて定石を打った方が良いよ」と指導するのは子供の才能を潰しているのではないか。
碁は盤上のどこに打っても良い自由なゲーム。
それなのに指導者の経験から生まれた価値観を押しつけ、これはだめ、あれはだめと言うのは
子供の無限の可能性を潰している。
指導者にとって大事なのは、ただ教えるのではなく、子供にいかに考えさせる(経験させる)か。
できるだけ子供の目線に立ち、気持ちを考え、背中を押してあげるのが先生なんじゃないかな。